システムエンジニアリングサービス(SES)
システム開発、運用、保守などの業務に必要なエンジニアを派遣し、
お客様の一員となってプロジェクトを完遂いたします。
業種では金融、通信、医療の分野を得意としています。
DEVELOPMENT FLOW開発フロー
V字モデル
グリッドスケールでは、システム、ソフトウェア開発にあたりV字モデルを採用しています。
品質を決定する開発工程と、品質を確認するテスト工程の各工程の対応が明確であるため、作業プロセスごとに確認しやすいという特徴があります。

- 要件定義
-
- 顧客のビジネスについて現状の整理
- 達成すべき目標の設定
- 機能要件
- 機能一覧
- 開発スコープ
- 非機能要件
- サービスレベル
- 採用技術
- 基本設計
-
- 画面設計:ユーザーインタフェースの部分を定義
- バッチ設計:定型処理の業務機能、処理方式設計
- 運用設計:日次、週次、月次、定型処理フローの設計
- I/F設計:各サービス間のプロトコル定義
- エンティティ設計:データベースのテーブル、View、索引などを設計
- 基本設計
-
- 画面設計:ユーザーインタフェースの部分を定義
- バッチ設計:定型処理の業務機能、処理方式設計
- 運用設計:日次、週次、月次、定型処理フローの設計
- I/F設計:各サービス間のプロトコル定義
- エンティティ設計:データベースのテーブル、View、索引などを設計
- コンポーネントテスト
-
- 単体テスト、ユニットテスト
- Jenkins/Junitを組み合わせて自動テスト
- Seleniumによる画面自動テストなど
- 結合テスト
-
- 内部結合:システム内部の各機能間の連携テスト
- 外部設計:外部システムとの連携テスト
- CAPF検証:キャパシティ、パフォーマンス検証
- 移行検証:システム切り替え前後のデータ変換、処理検証
- システム/受入テスト
-
- ユーザ目線テスト
- 業務フローの検証
CASE導入事例
Case01メガバンク市場系
分散システム
メガバンクでは、為替や資金に関連する市場取引を効率的に行うために、専用の市場取引システムを使用しています。このシステムは、リアルタイムでの為替レートの更新、取引の実行、リスク管理など、取引に必要な複雑な機能を提供します。一方で、銀行の日々の運営には、顧客情報、口座管理、貸付金、預金などの管理を担う基幹システムが不可欠です。
市場取引システムと基幹システム間の連携は、これらのシステムが互いに補完し合うように設計されていることで成り立っています。例えば、市場取引システムで行われた為替取引の結果は、基幹システムに自動的に反映され、顧客の口座残高や取引履歴に即時に更新されます。これにより、顧客は最新の口座情報を確認でき、銀行は正確なリスク評価や資産管理を行うことができます。
また、メガバンクは国内外の金融機関や企業との取引において、SWIFTネットワークを利用します。SWIFT(Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication)ネットワークは、世界中の銀行間で安全かつ効率的な金融メッセージの交換を可能にするグローバルな通信ネットワークです。メガバンクはこのネットワークを通じて、信託銀行、事業法人、海外銀行との間で、為替取引の注文、決済指示、資金移動などのメッセージをやり取りします。
このように、メガバンクは市場取引システムと基幹システムの連携を通じて内部的な取引管理を最適化し、SWIFTネットワークを介した外部とのコミュニケーションを通じて国際的な金融取引を円滑に行います。これにより、グローバルな金融市場における競争力を保ちつつ、顧客へのサービス提供の質を高めることができます。
弊社メンバーはこのシステムに長年コミットしております。

- 開発言語
- C, Java, Javascript
- フレームワーク
- Spring Framework, Vue.js, Jquery, Bootstrap, MyBatis
- Protocol
- XML, JSON, Fix Protocol, MQ, HTTP(s)
- OS・DB
- Linux, Windows, Oracle
- ミドルウェア
- Weblogic, Oracle, Websphere, MQ, Quick Fix, Oracle Http Server
- 連携基盤
- ESB(Enterprise Service Bus), Webservice, Secure FTP, DataSpider
- 開発ツール
- Eclipse, Vs Code, Gitlab, Jenkins, Redmine, Maven
Case02通信キャリア
システム
通信キャリアのシステムは主にキャリアグレードのパケットトランスポートネットワーク(PTN)システムと、それを支えるネットワーク管理システム(NMS)から構成されています。PTNシステムは、通信キャリアが高速かつ効率的なデータ転送を実現し、高度に発展したネットワークアーキテクチャです。
ネットワークの核となるコアルーターから始まり、エッジルーターを通じて顧客機器(CPE)へとデータが伝送されていきます。これらのネットワークコンポーネントは、複雑なデータフローと通信ニーズを支えるために緻密に連携しています。
ネットワーク管理システム(NMS)は、この広範囲にわたるネットワークインフラの監視、管理、および最適化を一手に担っています。NMSは、ネットワークの健全性、パフォーマンス、およびセキュリティ状態をリアルタイムで把握し、必要に応じて即座に調整を行うことができます。これにより、ネットワーク運用者は、障害発生時の迅速な対応、リソースの最適化、およびサービス品質の維持を実現できます。
PTNシステムとNMSが相互作用し、高度な通信ネットワークの運用と管理を支えています。エンドツーエンドの接続性、ネットワークの透明性、および運用の効率化が、このシステムの設計の鍵となっています。
弊社のメンバーはこのシステムの構築と稼働サポートに参画しています。

Case03医療財団症例
データベース
該当症例登録システムは、心血管疾患、がん、慢性呼吸器疾患、糖尿病などの症例登録、管理、分析を支援するために設計されています。
患者の健康データ、既往歴、治療履歴などの情報を収集、保存、分析するために使用され、医療提供者が効果的な治療計画を策定し、患者の健康状態を追跡するのに役立ちます。また、医療学会の公衆衛生の専門家が疾患のトレンドを監視し、予防策を策定するための貴重なデータソースとしても機能します。
データ収集と管理
患者から得られる医療情報の詳細な記録を保持し、これを整理して管理します。
分析とレポーティング
収集したデータを基に、疾患の発生率、リスクファクター、治療成果などに関する分析を行い、これをレポート形式で提供します。
患者ケアの支援
患者ごとの治療計画の策定やフォローアップ、健康状態のモニタリングを支援します。
公衆衛生戦略の策定
非伝染性疾患の予防と管理に向けた公衆衛生政策やプログラムの開発に役立つ情報を提供します。
弊社はシステム構成のアプリケーションの実装、パフォーマンスチューニングなど業務を担当しています。

- 開発言語
- Java, Javascript
- フレームワーク
- Spring Framework, Seasar2, Vue, js, Jquery
- OS・DB
- Linux, Windows, PostgreSQL
- ミドルウェア
- Tomcat
- 開発ツール
- Eclipse, Vs Code, SVN, Redmine, Maven
開発環境
自社で開発を行う場合、クラウド環境を活用し、開発環境を柔軟に構築が可能です。
- AWSAmazon Web Service
- GCPGoogle Compute Engine
- AzureMicrosoft Cloud
- 仮想化技術:Docker, kubernetes
- Big data Stack:Apache Kafka, Spark, Cassandra, Neo4j
- デモ:Kafka Dashboard | Kafka Order System | Spark Advertisement | Neo4j AML
- ホワイトペーパー:Kafka Business Playbook | Kafka Success Story | Kafka Slides
- Amazon AI Service
- Google Vertex AI
- Open AI/
LLma/
Mistral AI - Github:ソースコード管理
- Slack:コミュニケーションツール